しかし、だからといって、決して、個人が何をやっても無駄だというわけではありません。
私は断固として、ここは力説しておきたいところです。

大きな問題のところは、やはり国策として政府に任せる部分があるとしても、ご自身のこと、自分の生き方にはちゃんと、自分で責任を持っていく必要はあると思います。
昔のように、誰でもが人生の優良レールなどと思われるものに乗ったら、後は安泰などというお話はとうに崩れ去っています。

終身雇用制度の崩壊という言葉があります。
ある時期から盛んにこの言葉が流布されてきました。

同時期に年功序列制度の崩壊という話も出ていましたが、これについてはこの国の風土として簡単には崩れません。
論より証拠で、国政を預かる議員さん達の面々を見れば、このことは一目瞭然であり、天下りの問題もちょっと調べれば、その現実がみえてくるでしょう。

でも、この終身雇用制度の崩壊については、驚くべきスピードで浸透しました。
この終身雇用制度の崩壊については、実は会社だけが悪いわけではありません。

このことはまた別の機会にお話したいと思います。
とにかく、安心安定のレールに乗っていたと思ったら、何かの拍子に戦場へ放り込まれることもあるということ。

それと、若年の方への厳しい現実としても、何らかの事情によって、気が付いたらその戦場にポツンと立っていた・・・・・・。
さらに、見た目が平穏のため、自らが戦場にいることにも気が付かない・・・・・・、なんてこともあるのが現実です。

私が先の投稿でチラッと申し上げた通り、今の労働社会は静かなる戦国時代なのです。
ちょっと過激な表現ですが、ボ~っとしてたら、刺されちゃうんです、斬られちゃうんです、馬上の武士に首はねられちゃうんです。

この状況に、ただただ、なんの武器も装備も持たずに、抵抗もなく時代の流れに翻弄されても、結果的には誰も助けてはくれないでしょう。
常に戦場の状態を把握し、今、自分はどの位置にいるのか、何の腕を磨いておくべきか、どこに隠れて体力を温存させるべきか、どこに攻めて出るべきか、といったような意識を高めておく必要があるのではないでしょうか。

でも・・・・・・・・・・。
だからといって、特別に不安を覚える必要はないのですよ。

申し訳ありません。
少し、今のたとえが極端で、私も反省しています。

私がお伝えしたかったのは、見た目の平穏さにごまかされることなく、適度の緊張感と自分自身への危機管理意識を高めましょう!!ということが、私のお伝えしたいことの真意なのです。
あまり、思いこみ過ぎても疲れてしまうので、まずは、その人に応じたホドホドのところでいいのです。

まずそれは、どんな人にでも、できること。
例えば、少しだけ今の状態に緊張感をもって、おのれ自身にプライドではなく誇りを持っていくこと。

これは、中身のともなわない単なる過剰な自意識や上辺だけのプライドではなく、自分自身の内面に向き合う誇りのことを指しています。
ちょっと抽象的な表現で、なんだかもったいつけたわりに、「あれっ?」って感じで申し訳ありません。

でも、結構、これって大事なんですね。
何をするにも、考えるにも、一番の核になることではないかと私は思っています。

何もできていなくても、失敗だらけでもいい。
いつも、つらいこと、ひどい目に合ってしまう、うまくいかないことだらけでも・・・・・・・。

常に何かを学ぶ姿勢を忘れず、中身のない自己主張や、地位や名声、お金や物、都合のいい人間関係のみを充実させることだけに盲進するのではなく、自分自身の存在に誇りを持つことを目指してみるという程度でいいのです。
すでにお持ちの方はさらなる磨きをかけていくこと、「そんなもん、ねえよ!!」という方は、これから創造していけばいいのです。

探しましょう、創りましょう!!
どんなことでもいいので、生きている証をコツコツと意識し、積み上げて築いていくことではないでしょうか。

具体的に何をすればよいのかは、お一人お一人の心の中にあるものなので、このブログも含めて、TVや本など、何かに頼って、簡単に核心がつかめる性質のものではありません。
ただ、なにがしかのヒントになることは、見つける気になれば見つかります。

あきらめず、この『見つける気になれば!!』というのは、結構、色々な意味で重要なポイントだと思います。
他力本願はいけませんが、自分自身で感性のアンテナを育てていくということですね。

世の中や自分自身のことを、細かく見ることと、時に俯瞰で眺めてみるということの両立が大事です。
『木を見て森を見ず』、『森を見て木を見ず』のどちらに偏ってもいけません。

私も大した人間ではありませんが、このブログが少しでも、そんなヒントのかけらにでもなっていただければと、続けてみたいと思っています。
そろそろ、長くなってまいりました。

今回はこの辺にしましょう。
次のテーマで、また、お会いしましょう。